精神科医を目指す医大生の備忘録

精神科に興味あるけど、どうやって勉強したらいいかわからない。という悩みを解決するために医師国家試験を解説しつつ、勉強していくことにしました!一般の方でも解けちゃったりするので、ぜひともお付き合いくださいませ!

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働く上で何を重視しましたか?~医大生の就活事情について

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医師のキャリアパスの流れ

こんにちは、レモン🍋です。
何度かお書きしたことがありますが、医大生も6年生時に就職活動を行う必要があります。

 

医学部は6年間あり、医師国家試験に合格すれば資格上は医師として扱われます。

 

とはいえ、一ヶ月前まで学生だった新米ドクターがいきなり現場で即戦力として働くことは難しいため、2年間初期臨床研修医として働く必要があります。いわば見習いドクターですね。

初期臨床研修では、内科・外科・産婦人科・小児科・救急科と幅広い診療科で研修を行い、その後の医師人生においてどんな患者さんが受診しても最低限の対応ができる医療スキルの修得が求められています。

 

初期研修を終えた医師は、内科・外科・耳鼻科・救急科など将来自分がなりたい診療科での専門医研修を受け、必要な研鑽を積んだ後に、専門医試験に合格すれば晴れて専門医を名乗ることができます。

 

専門医研修の期間は各学会が定めているのですが、だいたい3~5年程度なので、初期研修を含めると現役で医学部に合格しても専門医を名乗れるのは30歳前後となります。

 

医師という職業は改めて、医師免許を取得してからも一生研鑽を続けないといけない職業なんだーと実感します。

 

これからいよいよ就職活動!

さて、私は春から6年生ですので、現在初期臨床研修の病院選び真っただ中です!

 

初期臨床研修のマッチングシステムについては、こちらに詳細を書きましたので、良ければご覧くさい。

www.d-lemon.site

 

今回は、この初期研修の就職活動(病院選び)が本格化するにあたり、自分の中で何を重視したいのかなというのを整理したいと思います。

 

これから病院見学とかがスタートするので、色々勧誘を受けると流されてしまいそうなんどで、その前に一度自分の考えを記しておきたいなと思ったしだいです(;^ω^)

 

スマホとか服を買ったりするときもそうですが、人間選択肢が多すぎると訳が分からなくなってしまうので、自分は大きな決断をするときには事前に紙に書いたりして「自分なりの基準」を書き留めておくようにしています。

 

ちなみに、意思決定の方法論はこちらの本を参考にしています。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

 

「世界一わかりやすい」と書かれているだけあって本当にわかりやすい本でおすすめです(^^)/

 

自分は医者として何をしたいか?

就職活動にあたり、「自分はどんな医者になりたいか?」という根本的な部分を考えてみたいと思います。

 

医学部に入った以上は、「たくさんの患者さんを救えるようなスーパードクターになりたい!」なんて誰しも一度は思うものです(`・ω・´)

(思わない人もいるかもですが(笑))

 

自分も低学年の頃はやる気に満ち溢れており、そんなことも思ったりしたのですが、医学部というのはなかなか残酷な世界です。

 

難関な医学部に合格したのだから、それなりにやれるだろうと思っていても、「上には上がいるもの」です。

 

自分は日々の勉強や医師国家試験の対策で手一杯の一方で、学生の頃からバリバリ研究をしたり、アメリカの医師国家試験対策をしたりと、、、

 

「同じ人間やのに、なんでこんなに能力違うねん( ;∀;)」

 

と何度も大きな挫折を味わったものです。

 

ちなみに、そういったハイスペックな方々は、日々たゆまぬ努力をされているので、妬みとかは一切なく、めっちゃ尊敬しています(#^^#)

医療の発展のためには、そういった方々の活躍が不可欠ですからね(^^)/

 

ただ、自分がその人たちと同じことをやれば体が壊れるなとは思っています。

車のエンジンに例えると、「自分が普通車ならその人たちはスポーツカーだなー」という印象ですね。

 

なので、個人的な目標は、「自分の担当する患者さんに真摯に向き合う医者になる」ということですね。

 

そもそも医者というのは、求められる知識やスキルが非常に高いと思うので、「医師として求められることを、きちんとこなす」ということをきちんとできるようになるのにも医師になってから10年くらいかかるなんて言いますし、あまり背伸びをせず身の丈にあった目標にしたいと思っています。

 

初期研修の目標は?

自分は、精神医学に一番興味があり、将来は精神科医になりたいと思っています。

そのため、2年間の初期研修期間では、将来精神科医になるうえで必要な能力を身に付けたいと思っています。

 

具体的には、内科的対応と救急対応ができるようになることです。

 

内科的対応とは、精神疾患以外のいわゆる「体の病気」に対応できるようになることですね。

 

先日、ツイッター精神科医の先生方にアンケートさせていただいたのですが、精神科医になると心以外の病気を学ぶ機会が少ないので、「初期研修医の期間にしっかり身体疾患について学んでおくべき」というアドバイスを複数頂きました。

 

ですので、「内科と救急にしっかり取り組む」ということが、個人的な初期研修の目標になります。

 

初期研修で大切にしたいこと

「内科・救急」にしっかり取り組むという目標を持ちつつも、個人的に一番重要な目標は

「2年間の研修を健康に終えること」

ということです。

 

少し古いデータになりますが、次のような調査もあるようです。

岐阜大学大学院医学系研究科産業衛生学分野の2009年に発表された「1年目研修医のバーンアウトと職業性ストレスおよび対処特性の関係」によると、1年目の研修医に対して研修開始後約2カ月時点のバーンアウト発生状況を調査したところ、「バーンアウトに陥っている状態」または「臨床的にうつ状態」と判定された研修医の割合は、男性で26.0%、女性で36.6%となり、平均して約3割の研修医がバーンアウトうつ状態であることがわかりました。

toyokeizai.net

 

10年以上前のデータなので今は改善されていると思いますが、研修開始後2ヶ月で約3割の研修医がバーンアウトうつ状態にあるというのはなかなか衝撃的です。

 

今まで学生だったのに、急に医療の現場に放り出されて、慣れない業務に加えて、救急当直や患者の死など非常に大きなストレスのかかる業務に対応する必要があるというのが理由な気がします。

 

もちろん最初の2年間は、「医師としての礎を築く期間なので、多少過酷な環境でも、経験をたくさん積みたい」という意見もあります。

実際、体力のある同級生とかは、「早く一人前の医師になりたい」という思いで、忙しめの病院(医学生界隈ではハイパー病院と呼ぶ)での研修を希望していますね。

 

ただ、自分自身は、そんなに体力もなく、メンタルも強くないと自覚しているので、体を壊さない範囲で余裕を持って働ける病院で初期研修をしたいなと思っています。

 

長いので一旦ここで区切ります!
次は、自分の研修したい病院の細かい条件について書きたいと思います。

 

最期までお読みいただきありがとうございました!(^^)!

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