精神科医を目指す医大生の備忘録

精神科に興味あるけど、どうやって勉強したらいいかわからない。という悩みを解決するために医師国家試験を解説しつつ、勉強していくことにしました!一般の方でも解けちゃったりするので、ぜひともお付き合いくださいませ!

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人生で一番うれしかったことは私大医学部の一次試験に通ったこと~国試まであと1年なので5年前を振り返ってみた

本当に医師国家試験まであと1年!

こんにちは。
今日は第115回医師国家試験の二日目になります。

 

6年生の先輩方ががんばってらっしゃる中、自分もいよいよ来年国家試験か~と思うと、やっと医者になれるという期待ともう一年しかないのかーという焦りが入り乱れた心境です。

去年の1年間はコロナの影響で消化不良な感じで進んでしまったのですが、医学部に入ってもう5年も経つのか―と思い週末色々振り返っていました。

 
医学部に一生合格できてないと思っていた受験時代

自分はすんなり医学部に合格できたわけではなく、数学が大の苦手のため、入学に時間がかかりました。

最初の年は、半分おふざけ感があったので、不合格でもそんなに落ち込みませんでした。

ただ、次の年は本気を出してこれでもかというくらい猛勉強しました。

「本当は短時間の勉強で、最大限の結果」をというのが望ましいのすが、如何せん自分は要領が悪いので、とにかく勉強量をこなすには勉強時間を多くとるしかないと考え、起きている時間は可能な限り勉強に費やしましたね(笑)

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具体的には、数学が超絶苦手だったので、

毎朝6時に自習室に行って3時間数学を勉強してから予備校に行くという生活を1年過ごしました。

 

特に自分は脳のワーキングメモリーが小さく、計算ミスが多かったので、心の中で泣きながら計算トレーニングしてましたね。

 

サインとかコサインとか、微分積分とかの計算ができて医者になる上で何の役に立つのだろうと思ってたのですが、案の定あまり役に立っている印象はないですね( ;∀;)

 

そんなこんなで迎えたセンター試験ですが、数学ⅠAの方は8割ちょっととれたのですが、数学ⅡBが見たことないタイプの問題が出て

 

あえなく撃沈<m(__)m>

 

数学って本質的な部分を理解している人にとっては小手先の出題形式の変更なんて関係ないようなんですが、自分のような数弱勢にとってもは小手先を変えられると脳内が「?????」って感じになって一切解けなくなるんですよ( ;∀;)

 

しかも、焦ると計算ミスも増えて、しどろもどろって感じで、本番中も「あ~~一年間の努力が( ;∀;)」と半パニック状態で解いてましたね💦

 

という感じだったので、その年も残念ながら不合格でした( ;∀;)

さすがに、この時は落ち込みましたね(;'∀')

自分の中では、もう限界っていうくらい勉強したつもりだったので、医学部は自分には無理なのかなーと真剣に思いました。

意を決して臨んだラスト1年

そのまま心折れて止めようかと思ったんですが、親とか尊敬する先輩とかに色々相談した結果、

「ああ~~、ここで諦めちゃったら一生後悔するな~」
「去年、頑張って自分の努力も無駄になっちゃうな~」

と思い直し

あと一年だけ、ラストイヤーと思ってがんばることにしました。

 

それでラストイヤーに挑むに至って自分の中で決めたルールがあるんですよね。
以下の9つになります。

  1. 『自分ならできる』と自分自身を信じること
  2. 自分のことを自分で卑下しないこと
  3. 同世代と自分を比較しないこと
  4. 主観的な反省はしない、客観的な反省をする
  5. 完璧主義や欲張りすぎをやめる
  6. 小さな木より、一本の大きな木をじっくり育てる
  7. 適度な休みで心の健康を維持する!
  8. 適度な運動で体の健康を維持する!
  9. 毎日の生活を楽しむ!


今思うとやや恥ずかしい感じもしますが、未だに時々振り返って意識するようにしています。

 

受験とか資格試験で失敗した方はわかるかもしれませんが、不合格が続くとなんだか自分自身を否定された気持ちになりますよね💦

 

他にも、同世代が学生生活を謳歌している姿を耳にしたりすると、自分だけ時間が止まったような気がして、なんだか孤立した気分になったり。


それで、当時たまたま読んだ、元テニスプレイヤーの松岡修造さんの本に、
『心は基本的にネガティブ思考だから、前向きになるように意識する必要がある』

といった内容を目にして、

なるほどな~と思って、自分なりに落ち込まずに勉強を続けられるように上記の自分ルールを作ることにした次第です。

「完璧主義や欲張りすぎをやめる」とかは、うつ病の患者さんに指導する考え方だったりするので、当時も自分なりに精神医学的アプローチをしていたのかもしれないですね(笑)

 

ちなみに、精神科医を志望した要因として、受験勉強で苦労したということは少なからず影響していると思います(笑)

 

努力の成果を確かめたくて私立医大も受験

最後の1年は、落ち込むのが嫌だったんで、

自分に次のように言い聞かせいました(笑)

 

『医学部合格は厳しいと思う。

でも、当日運よく解ける問題が出たら合格できるかもしれない

だから、解ける問題を少しでも増やそう』

 

先のことを考えても不安が募るだけなので、マインドフルネス的な「今ここに意識」の精神、できるだけ心を無にして日々淡々と勉強に打ち込みましたね。

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それと、最後の1年は私立大学の医学部も親に頼んで受験することにしました。

もちろん合格しても到底通える授業料ではないんですが、最後の1年と決めていたので、自分の実力を確かめたかったんですよね。

医学部受験って国立志望だと、毎年2回(1月のセンター試験と、2月の前期試験
)しか自分の実力試験を試せないんです。
※3月の後期試験は優秀な国立大に落ちた人にしかチャンスがないので💦

なので、国立だけだと、落ちた時に自分の実力がどの程度あったのかわからないんですよね。
ということで、実際に合格しても行かない(行けない)けど、実力を確かめるために私立医大も出願させてもらいました。

ちなみに、私立医大で受験料いくらするかご存知です??

 

なんと

6万円

もするんです!!!

 

6万円ですよ( ;∀;)

しんじられないですよね。


しかも、私立医大は人気大学だと倍率20倍とかあったりするので、
受験料だけで、20×6万円で=1200万円の収益とかになるわけです💦

※訂正…上記計算間違いをしており、定員が80人として、80人×20倍×6万円=9600万円です(;'∀') コメント頂きましたので訂正します<m(__)m> 約1億円はやばいですね(^^;)

 

いやー、目ん玉飛び出ますよΣ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)

 

「一次試験合格」通知でうれし泣きしました😂

ということで、挑んだラストイヤー。

センター試験の結果は、本当に運が良かっただけなのですが、数学が苦手分野が出ず、古典もたまたま問題が簡単だったため、何とか国立大の合否ラインに乗る成績を取ることが出来ました。

 

いや~今振り返っても、運が良かったです(笑)


そして休む間もなく臨んだ私立試験。


倍率20倍の試験だし、どうせ「医学部には合格できないんだろうな~」なんて感じで挑んだんですが、

案の定、手応えも全くありませんでした(笑)

 

が、しばらくした通知結果、

 

なんと!!!

 

一次試験の合格者一覧の中に自分の受験番号があったのです!!!

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いや~~~本当に驚きました。

医学部は自分には到底届かない高い高い壁だと思ってたので、
本当に嬉しかったです。

リアルに嬉し涙出ましたね😂

 

もちろん、一次試験に受かっただけなんですが、自分のこれまでの努力が認められたような気がして本当に嬉しかったです。

勢いに乗って国立も合格!

私大の一次試験に合格したおかげで、

今まで遠い世界だった医学部合格が、急に手の届く世界に感じることができました。

結果、勢いに乗って、無事国立大の二次試験も合格することができ、現在に至ります(^^)!

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ちなみに、国立大の二次試験も数学全然できなかったのですが、合格最低点ギリギリでなんとか合格できたので、今振り返ってもラストイヤーはとにかく運が良かったなと思います(笑)

 

まぁ、運が良かったと言えるくらい、自分は努力していたんだとポジティブに考えるようにします(笑)

 

あと1年で憧れの医者になれる(*'▽')

この記事を書く前まではあと1年で医師国家試験か~と憂鬱だったのですが、

 

5年前の『私立医大一次試験合格』という人生で一番嬉しかった出来事を思い出せて、今医学部で学べている有難さを再確認できました。

 

・一年生で、初めて白衣来て地域実習に行ったこと
・解剖実習でご献体から学ばせてもらったこと
・去年の今頃、初めての実習で診察をさせてもらったこと

 

などなど、医学部に入って、勉強できて本当に嬉しいことがたくさんあったのですが、
日々の膨大な勉強に忙殺されると、こういった感動を忘れてしまい、

 

勉強辛いなー( ;∀;)

 

って感じになってしまいがちなので反省です(;・∀・)


受験期に、「カフェで医学書片手に勉強する」というのに憧れていた時期の気持ちを思い出すと、毎日こうやって医学の勉強をできているのは本当に幸せだなっと思います。


それに、「あと1年でやっと憧れだった医師として働ける!」と思うと、実習も勉強も頑張れます。

 

もちろん医師国家試験は非常に大変で、プレッシャーのある試験なのですが、医師免許をとれば初期研修医とは言えども医者として扱われます。

実習で、(指導医の監視がありつつ)主治医として患者さんを担当させていただくと、医者という仕事の責任の重さを痛感します。

人の命に携わる仕事である以上「知らなかった」ではすまされません。

医学は膨大で、学生のうちの全部を勉強することなんて到底できないですが、
医師国家試験を受験する来年の今頃には

 

「やれる範囲の勉強はやった」

 

と自分で思えるように、日々コツコツ頑張りたいと思います。
※もちろん精神科志望なので、病まない範囲でがんばります(笑)

 

 

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